ポケットモンスター(アニメ) | |
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制作 | OLM |
シリーズ構成 | 首藤 剛志(〜156話) |
脚本 | 首藤 剛志 武上 純希他 |
キャラクター デザイン | 一色 小百合 |
放送局 | テレビ東京系列他 |
放送期間 | 1997年4月1日 - 2002年11月14日 |
話数 | 274話 |
コピーライト | 任天堂 クリーチャーズ ゲームフリーク テレビ東京 小学館プロダクション JR東日本企画 |
『ポケットモンスター(POCKET MONSTERS)』とは、1997年(平成9年)4月1日より2002年(平成14年)11月14日まで4ヶ月間の休止期間を挟んで、全274話が放映されたOLM製作のアニメ番組である。
目次 |
ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤/緑』の世界観をモチーフとしており、当初は次回作であるポケットモンスター金銀発売までの6クール(1年半)の放送予定だったのだが、人気があったことや、一時中断の影響などにより、結果5年間に渡って放映されることとなった。
サトシのポケモンとしてゲームで当初手に入れることの出来るポケモンを選ぶと、選ばなかった子供が可哀想だと言うことから、それなりに人気があり、黄色で人目を惹くことの出来たピカチュウが選ばれた。また、ゲーム中で最初に手に入るポケモンは後にゲットするという体裁を取っている。
しかし、この形式を取ったことから、手持ち六匹と言う制限中、四匹までが固定されることとなり、更に作劇上の都合から飛行ポケモンを必ず持つために、実質空き枠が一匹しかないこととなった。
注意:以下に作品の結末を含む、重大なネタバレがあります
物語は主人公サトシが10歳となり、明日旅立つところから始まるのだが、番組の一番最初のシーンがゲーム版のオープニングの場面から入り、四天王のキクコとシバのバトルシーンのTV放送へと変化していく。
前述の様に遅くまでTVを見ていたことから、翌日サトシは朝寝坊をしてしまい、ゼニガメ、ヒトカゲ、フシギダネという、ゲームで通常プレイヤーが貰うポケモンは他の旅に出る子供達が貰っていってしまっていたため、ピカチュウと共に旅に出ることとなる。
旅立ちの日に、数百年来人間の前に姿を現していないと言う伝説のポケモン、ホウオウを見たサトシは、その後も様々なポケモンや人々と出会いと別れを繰り返しながら、ポケモンリーグへと挑戦していく。 セキエイ大会、オレンジリーグ、シロガネ大会へと挑戦をしたサトシは、旅の仲間達と別れ、初心に返るためにピカチュウだけを伴い、再び彼の前に姿を見せたホウオウの飛んでいった方角、ホウエン地方へと旅立っていった。
マサラタウン出身の少年。ピカチュウを伴ってポケモンマスターを目指す旅へと出た。当初はトレーナー見習いだったが、ポケモンリーグセキエイ大会ではベスト16、オレンジリーグではヘッドリーダーを倒し、シロガネ大会ではベスト8に至る。
当初は優籐聖世を可愛いと言うぐらいに普通の男の子だったが、徐々に恋愛に疎いキャラへと変貌していった。
サトシのピカチュウ。当初はサトシに全く懐いていなかったのだが、徐々に彼と仲良くなり、今では彼のことが大好きらしい。
隠れ里のミドリさんの元にいたフシギダネで、サトシとバトルをしてその力を認め、サトシのポケモンとなった。オーキド邸のポケモン達の争いを治めるため、サトシに元を離れることとなった。
ニビジムジムリーダー。行方不明となっていた父ムノーと母ミズホに代わり、ニビジムのジムリーダーと兄弟の世話を行っていたが、サトシが彼に挑戦した頃にムノーが帰ってきたため、ムノーに後を託し、ポケモンブリーダーを目指す為、サトシと共に旅をすることとなった。
当初は落ち着いたお兄さんキャラだったのだが、10話でミドリに振られて以降何かに吹っ切れたのか、お姉さん好きの性格を発揮し始める。その才能はずば抜けており、各地のジョーイさんやジュンサーさんの見分けがつく他、誰かが変装していても見分けることが出来る。
オレンジ諸島編ではウチキド研究所に残り、一時旅から外れたのだが、何かがあってマサラタウンへと帰ってきた。その時のことを彼は語ろうとしない。
また、ポケモンフーズや料理などが非常に上手く、サトシの旅になくては生らない存在だと言える。
ポケモンウォッチャー。オレンジ諸島でサトシのピカチュウの育てに感心して仲間となった。ポケモンウォッチャーはポケモンの絵を描いたりするらしい。
オーキド博士のファンで、サトシがマサラタウンへと帰ってきた際に、オーキド博士の助手としてマサラタウンに残ることとなった。
ロケット団のしたっぱ。特徴は声が綺麗なことらしい。
ドガースのガスに引火して大爆発を起こしたピカチュウの雷を見て、特別なピカチュウだと思いこみ、その後ピカチュウを延々付け狙うこととなる。
名字はミヤモトと言い、母親もロケット団の団員だった。母親がミュウを探しに行ったきり戻らないため、彼女自身は親戚の間を転々とさせられたらしい。
ロケット団のしたっぱ。特徴は格好いいこと。
ドガースのガスに引火して大爆発を起こしたピカチュウの雷を見て、特別なピカチュウだと思いこみ、その後ピカチュウを延々付け狙うこととなる。
元は良いところのおぼっちゃまなのだが、ムサシそっくりの婚約者、ルミカから逃げ出すために家を出てロケット団団員となった。
王冠集めを趣味としており、かなりの数の王冠を持っているのだが、全く興味のないムサシ達によってぞんざいに扱われることもしばしばある。
喋ることが出来るという非常に珍しいポケモン。元はロケット団ボスのサカキのペットでムサシ、コジロウより明らかに上の位置に付けていたのだが、彼らと失敗する内にペットの座をペルシアンに追われ、彼らと同列になってしまった。
元々は普通のニャースだったのだが、人間に憧れているニャースのマドンニャに好かれるために必死で人間の言葉を覚えた。しかし、結果「あなたはポケモンですらない」と言われ、失恋し、ロケット団にはいることとなる。
フルネームはオーキド・シゲル。サトシとは幼なじみであり、ライバルでもある。ゲームで言うとライバル(グリーン)に当たる。
サトシと同じ日に祖父であるオーキド博士からゼニガメを受けとって旅に出ていたが、シロガネ大会までの5年もの間、彼がどのポケモンを貰っていたかは伏せられていた。常にサトシに先行し、大量のポケモンをゲットしていた。
当初は非常に軽いノリで嫌味なキャラだったが、セキエイ大会でサトシ以下の順位となってからは真面目に修行に打ち込み、気が付けば全くキャラが変わっていた。
シロガネ大会においてサトシとのフルバトルに敗れた時に完全に敗北を認め、彼に割れたモンスターボールの半分を手渡し、自らは祖父と同じポケモンの博士となるためにカメックスだけを連れて旅立っていった。
フルネームはオーキド・ユキナリ。ポケモン学のオーソリティであり、ポケモン川柳の大家でもある。
40年前にはサトシと同じように旅をしていて、その当時からポケモンのスケッチなどをしていた。その際にセレビィの時渡りの能力によって時を渡り、サトシ達と出会っている。本人は覚えていてサトシにピカチュウを渡したのかは不明である。
研究所には広大な敷地がありゲットされたポケモン達はそこで生活を送っている。
サトシの母親。かなりの美人であり、アオプルコでのコンテストでコジロウやカスミを退け、優賞に輝いている。ちなみに、作中ではサトシのママとしか呼ばれておらず、名前は不詳のまま。
マサラタウンにバリヤードと共に住んでいる。
全国各地のポケモンセンターにいる女性。声も外見も同じで、どう見ても同じ人間にしか見えないのだが、微妙に違うらしい。ポケモンリーグ開催時には、その地方の各地のジョーイが集結し、参加者のポケモンの手当などに当たる。
自転車を修理出来たり、ポケモンリーグの検定員をしているジョーイが居るなど、非常に多彩でマルチに何もこなすキャラ。
全国各地の交番や警察署にいる女性。ジョーイ同様に声も外見も全く同じなのでやはり同一人物にしか見えないが、タケシには見分けがつくらしい。名前はイチコ・ニコと数字で付いているという噂もあるが、定かではない。
ジョーイほど多彩ではないが、警察の上層部もやはりジュンサーらしく、命令するのも命令されるのも同じ顔同じ声という事態も起こりうる。
ジョーイ同様、ポケモンリーグ開催時には各地のジュンサーが集まり、会場の警備にあたっている。
ロケット団ボス。ポケモンによる世界征服を狙っており、強力なポケモンを欲している。間違っても「珍しいポケモン」を欲しがっているわけではない。
一度は最強のポケモンミュウツーをその手にしたが、彼のエゴを嫌ったミュウツーは彼の元を去った。いつもペットのペルシアンを連れている。
*各話リストはぽけあにのデータを参照