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==登場キャラクター== | ==登場キャラクター== | ||
− | * | + | *サムス・アラン |
*メトロイド | *メトロイド | ||
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+ | ==エリア== | ||
+ | :ゲームの舞台は宇宙海賊の本拠地、要塞惑星ゼーベス。ゼーベスはブリンスタ・ノルフェア・ツーリアンの3つのエリアに分かれており、ブリンスタとノルフェアの奥にある小ボスの部屋でクレイドとリドリーの2体の小ボスを倒す事で、最終エリアのツーリアンへと向かう事が出来るようになる。 | ||
+ | *ブリンスタ | ||
+ | :ゲームのスタート地点。岩のエリアで、敵の攻撃もまだまだ緩い。ここで丸まり、爆弾、ミサイルなどの基本的なアイテムを集め、ゼーベス深部へと向かう準備を整える事になる。 | ||
+ | :また、ダメージを半減してくれる重要アイテム、バリアも隠されているが、基本的にはハイジャンプを入手した後でないと入手出来ない。このバリアをどういうタイミングで手に入れるかが、素早い攻略のポイントとなっている。 | ||
+ | *小ボスの部屋1 | ||
+ | :ブリンスタの深部。小ボス、クレイドの潜むエリア。ブリンスタ入り口の少し先に入り口が隠されており、爆弾さえあればすぐに向かう事が出来るが、敵の攻撃が非常に強力で、落ちるとすぐには戻れない縦長通路のために、エリア間での移動も困難なので、アイテムが揃わないうちは向かうのは危険。 | ||
+ | *ノルフェア | ||
+ | :ブリンスタから向かう事の出来る火のエリア。エリアの多くに炎の海が存在する。ハイジャンプ、スクリューアタックなどの重要アイテムが隠されている。 | ||
+ | *小ボスの部屋2 | ||
+ | :ノルフェアから向かう事の出来るノルフェアの深部。小ボス・リドリーの潜むエリア。敵が密集している場所が多いが、スクリューアタックを入手していれば逆にアイテムの稼ぎ場所となる。 | ||
+ | :後の作品ではラストエリア直前で戦う事が多いリドリーだが、本作では、効率を考えるとノルフィア探索後に直接こちらに来た方が手早く済む。 | ||
+ | *ツーリアン | ||
+ | :ブリンスタのマップ左上側の隠された道から向かう事の出来る最終エリア。クレイドとリドリーを倒した後、ブリンスタにある2体の石像にビームを撃つ事で道が発生し、ツーリアンへと進入する事が出来る。増殖されたメトロイドを撃破しながら進み、ラスボス、マザーブレインへと挑む。 | ||
==関連項目== | ==関連項目== | ||
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==関連サイト== | ==関連サイト== | ||
− | {{公式|URI=http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_me/index.html}} | + | *{{公式|URI=http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_me/index.html}} - Wiiバーチャルコンソール版 |
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Soft Tips | |
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ジャンル | アクションアドベンチャー |
ハード | ディスクシステム Wii(バーチャルコンソール) ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) |
メディア | ディスクカード |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売日 | 1986年8月6日(ディスク版) 2008年3月4日(VC:Wii版) 2011年9月1日(VC:3DSAP版) 2012年2月29日(VC:3DS版) |
価格 | 2600円(ディスク版) 500Wiiポイント(VC:Wii版) 無料(VC:3DSAP版) 500円(VC:3DS版) |
人数 | 1人 |
対応コントローラ | Wiiリモコン クラシックコントローラ GCコントローラ |
容量 | カード片面(ディスク版) |
型式 | FMC-MET CTR-N-TADJ-JPN-0(AP版) CTR-N-TADJ-JPN-1(通常版) |
売上本数 | 104万本(ディスク版) |
『メトロイド(METROID)』とは、ファミリーコンピュータ ディスクシステムで発売された探索型アクションアドベンチャーゲームである。2008年にWiiのバーチャルコンソールで発売され、2011年にニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム対象者に配信され、2012年に正式版が発売された。
目次 |
THE HYRULE FANTASY ゼルダの伝説同様に、ファミリーコンピュータでは不可能な複雑なゲームとして開発されており、マップ内を探索してサムスをパワーアップさせ、先へと進んでいくというアクションアドベンチャーの形式を採っている。
球状に変形し、狭い通路を通り抜けられる「丸まり」や、回転ジャンプで体当たりする事で敵を倒す「スクリューアタック」など、主人公サムス・アランの奇抜なアクションが特徴で、SFタッチな作品ながら、一種独特な雰囲気を持つ作品となっている。
時間制限付きの脱出シーン、短時間でクリアするとサムスがパワードスーツを脱いで素顔を見せる、など、後のシリーズに受け継がれる要素もこの作品で既に登場している。特に、短時間エンディングにて明かされる「サムスの正体が実は女性だった」という事実は、大きなサプライズとして用意されてあったようで、取り扱い説明書内のストーリーで、サムスの事を「彼」と呼んでいたりと、女性である事を隠す工夫が見られる。
ゼルダの伝説と比較するとアクションに比重を傾けたゲーム性となっており、アイテムを入手する事によって探索範囲が広がっていく、という部分が共通しているが、ゼルダの伝説がダンジョンなどの区切りで段階的に攻略を進めて行くのに対し、メトロイドはある一定のエリア区分はあるものの、全てのマップが一つの大きな迷路として繋がっており、色んなエリアを行ったり来たりする必要がある。そのため、どの程度ゲームが進行しているのか分かり辛く、道に迷いやすい。結果、ゼルダの伝説より難易度は高めとなっている。
続編としてゲームボーイのメトロイドII RETURN OF SAMUSに続くが、後に発表されたNINTENDO GAMECUBE用メトロイドプライムが本作とメトロイドIIの間の話という位置づけとなった。
本シリーズのタイトルにもなっているメトロイドとは作中に登場する敵キャラクターの名称であり、主人公は宇宙戦士(スペース・ハンター)サムス・アランである。
また、ゲームボーイアドバンスで発売されたメトロイド ゼロミッションでリメイクがなされた。メトロイド ゼロミッションでは他に「オリジナルメトロイド」として初代メトロイドが収録されているが、これはNES版のメトロイドとなっている。
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