時雨殿

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財団法人小倉百人一首文化財団が設立運営する施設で、建築費用は同財団の理事長である山内博が、プロデュースを任天堂代表取締役専務である宮本茂が行い、技術面を任天堂が担当している。
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2階建てとなっており、1階は体験施設、2階は資料展示と競技[[かるた]]用の広間となっている。また、施設の出口には博物館では唯一となる[[DS STATION]]が設置してあるほか、[[NINTENDO DS]]や任天堂製の純金百人一首、[[タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿]]などの販売を行っている。
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また、館内はスリッパなどが無く、素足もしくは靴下での移動となるほか、無線通信を行っているためにペースメーカー利用者の1階の入場は出来ない。
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1階は[[時雨殿なび]]と呼ばれるナビゲート端末を使用して体感するフロアと、[[時雨殿なび]]を返却した後に行くことが出来るフロアに分かれている。
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時雨殿なびを使用するフロアでは、「ニンテンドーフロアビジョン」と呼ばれる45インチのシャープ製フルスペックハイビジョン液晶ディスプレイ70枚の上で行う大札取りや京都空中散歩を行ったり、壁面に書かれた唄を時雨殿なびが読み上げたりなどで百人一首の世界を体感できる。
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時雨殿なびを返却後のフロアでは65インチ液晶とほぼ同サイズのタッチスクリーンを利用した「体感かるた五番勝負」や、失われた歌をクイズ形式で取り戻すゲームが楽しめる。
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2階には百人一首が展示されており、現在ではお目にかかることがまず無い[[丸福]]製の百人一首や、[[山内任天堂]]製の愛国百人一首などを見ることが出来る。
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==関連項目==
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*[[時雨殿なび]]
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*[[タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿]]
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*[[百人一首]]
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*[[山内博]]
  
 
==関連サイト==
 
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[[Category:用語]]

2008年6月30日 (月) 14:23時点における版

時雨殿(しぐれでん)』とは、京都にある百人一首に関する博物館である。

目次

概要

財団法人小倉百人一首文化財団が設立運営する施設で、建築費用は同財団の理事長である山内博が、プロデュースを任天堂代表取締役専務である宮本茂が行い、技術面を任天堂が担当している。

2階建てとなっており、1階は体験施設、2階は資料展示と競技かるた用の広間となっている。また、施設の出口には博物館では唯一となるDS STATIONが設置してあるほか、NINTENDO DSや任天堂製の純金百人一首、タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿などの販売を行っている。

また、館内はスリッパなどが無く、素足もしくは靴下での移動となるほか、無線通信を行っているためにペースメーカー利用者の1階の入場は出来ない。

1階

1階は時雨殿なびと呼ばれるナビゲート端末を使用して体感するフロアと、時雨殿なびを返却した後に行くことが出来るフロアに分かれている。

時雨殿なびを使用するフロアでは、「ニンテンドーフロアビジョン」と呼ばれる45インチのシャープ製フルスペックハイビジョン液晶ディスプレイ70枚の上で行う大札取りや京都空中散歩を行ったり、壁面に書かれた唄を時雨殿なびが読み上げたりなどで百人一首の世界を体感できる。

時雨殿なびを返却後のフロアでは65インチ液晶とほぼ同サイズのタッチスクリーンを利用した「体感かるた五番勝負」や、失われた歌をクイズ形式で取り戻すゲームが楽しめる。

2階

2階には百人一首が展示されており、現在ではお目にかかることがまず無い丸福製の百人一首や、山内任天堂製の愛国百人一首などを見ることが出来る。

関連項目

関連サイト

時雨殿

任天堂株式会社