時雨殿

Tips
所在地京都府京都市右京区
嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
開館2006年1月27日
電話番号075-882-1111
休館日毎週月曜日(祝日の場合翌日)
入館料大人:800円
子供:500円
時雨殿

時雨殿(しぐれでん- Shigureden)』とは、京都府嵐山にある渡月橋の近くに位置する百人一首の展示を行っている博物館である。

目次

沿革

時雨殿は財団法人 小倉百人一首文化財団の理事長であり、任天堂の相談役でもあった山内 溥による21億円の投資によって2006年に開館した。

同博物館の展示物に関するプロデュースを任天堂代表取締役専務である宮本茂が行い、技術面の支援を任天堂が行っている。

概要

2階建てとなっており、1階は体験施設、2階は資料展示と競技かるた用の広間となっている。また、施設の出口には博物館では唯一となるDS STATIONが設置してあるほか、NINTENDO DSや任天堂製の純金百人一首、タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿などの販売を行っている。

また、館内はスリッパなどが無く、素足もしくは靴下での移動となるほか、無線通信を行っているためにペースメーカー利用者の1階の入場は出来ない。

1階

1階は時雨殿なびと呼ばれるナビゲート端末を使用して体感するフロアと、時雨殿なびを返却した後に行くことが出来るフロアに分かれている。

時雨殿なびを使用するフロアでは、「ニンテンドーフロアビジョン」と呼ばれる45インチのシャープ製フルスペックハイビジョン液晶ディスプレイ70枚の上で行う大札取りや京都空中散歩を行ったり、壁面に書かれた唄を時雨殿なびが読み上げたりなどで百人一首の世界を体感できる。

時雨殿なびを返却後のフロアでは65インチ液晶とほぼ同サイズのタッチスクリーンを利用した「体感かるた五番勝負」や、失われた歌をクイズ形式で取り戻すゲームが楽しめる。

2階

2階には百人一首が展示されており、現在では市場で見ることが出来ない丸福製の百人一首や、山内任天堂製の愛国百人一首などを見ることが出来る。

展示品

フロアビジョン
タッチスクリーン
体感5番かるた
丸福製小倉百人一首

アクセス

  • JR 嵯峨嵐山駅から徒歩15分
  • 京福嵐山線 嵐山駅から徒歩10分
  • 阪急嵐山線 嵐山駅から徒歩15分
  • 駐車場なし

財団法人 小倉百人一首文化財団

小倉百人一首をテーマにした財団法人として2003年11月に京都商工会議所が設立した。時雨殿の運営の他、百人一首の歌碑百基の建立、百人一首ゆかりの史跡探訪、小倉百人一首フォーラムの開催などを行っている。

関連項目

関連サイト