ファミリーコンピュータ ディスクシステム

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『'''{{PAGENAME}}(FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM)'''』とは、[[任天堂]]から発売された[[ファミリーコンピュータ]]の外部拡張ユニットである。通称ディスクシステム。
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『'''{{PAGENAME}}(FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM)'''』とは、[[任天堂]]から発売された[[ファミリーコンピュータ]]の外部拡張ユニットである。通称ディスクシステム。当初は1985年12月の発売を予定していたが2ヶ月の延期を行っている。
  
 
==概要==
 
==概要==
ゲーム容量の拡大により、ROMカセットでは不可能な大容量ゲームやクイックディスクという磁気ディスクの特性を生かしてセーブが可能なゲームを開発するために作られた外部拡張ユニット。
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ROMカセットでは不可能な磁気ディスクの特性を生かしてセーブが可能なゲームや、パズルゲームなどの軽いゲームを500円という価格で発売するために作られた外部拡張ユニット。
  
 
{{PAGENAME}}本体とファミコンのカセットスロットに差し込むことで使用する追加のRAMアダプタで構成されており、内蔵のPWM音源と組み合わせることでファミリーコンピュータでは不可能なゲームを多く生み出した。
 
{{PAGENAME}}本体とファミコンのカセットスロットに差し込むことで使用する追加のRAMアダプタで構成されており、内蔵のPWM音源と組み合わせることでファミリーコンピュータでは不可能なゲームを多く生み出した。
  
しかしながら、発売年には[[ディスクカード]]の容量を上回るROMカセットが登場しており、翌年にはバッテリーバックアップを搭載したROMカセットが登場するなど、{{PAGENAME}}の優位性は全くなくなっており当初は今後は全てのソフトを{{PAGENAME}}で供給するとしていた任天堂も翌年にはROMカセットでの供給を再開している。
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しかしながら、実際にはROMに対して大容量であったために大作ソフトがメインとなり、[[ディスクカード]]の容量を上回るROMカセットが登場したことと、翌年にはバッテリーバックアップを搭載したROMカセットが登場したことにより、{{PAGENAME}}の優位性は全くなくなっており当初は今後は全てのソフトを{{PAGENAME}}で供給するとしていた任天堂も翌年にはROMカセットでの供給を再開している。
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軽いゲームを安価に提供するという構想は後に[[Wiiウェア]]や[[ニンテンドーDSiウェア]]で成功を収めることとなる。
  
 
なお、本機の開発に於いてもドライブの開発元であるミツミ電機には「15000円で販売する」と6万円する価格の製品に対して厳しい条件を提示している。
 
なお、本機の開発に於いてもドライブの開発元であるミツミ電機には「15000円で販売する」と6万円する価格の製品に対して厳しい条件を提示している。
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:PWM音源内蔵
 
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==対応ソフト==
 
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==関連サイト==
 
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*{{リンク任天堂}}
 
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*[http://www.mitsumi.co.jp/ ミツミ電機株式会社]
  
 
[[Category:ハードウェア]]
 
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2010年8月16日 (月) 16:18時点における最新版

Hard Tips
型式HVC-022
対応メディアディスクカード
電源ACアダプタ
単II型乾電池
発売元任天堂
発売日1986年2月21日
価格15000円
売上台数約450万台

ファミリーコンピュータ ディスクシステム(FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM)』とは、任天堂から発売されたファミリーコンピュータの外部拡張ユニットである。通称ディスクシステム。当初は1985年12月の発売を予定していたが2ヶ月の延期を行っている。

目次

概要

ROMカセットでは不可能な磁気ディスクの特性を生かしてセーブが可能なゲームや、パズルゲームなどの軽いゲームを500円という価格で発売するために作られた外部拡張ユニット。

ファミリーコンピュータ ディスクシステム本体とファミコンのカセットスロットに差し込むことで使用する追加のRAMアダプタで構成されており、内蔵のPWM音源と組み合わせることでファミリーコンピュータでは不可能なゲームを多く生み出した。

しかしながら、実際にはROMに対して大容量であったために大作ソフトがメインとなり、ディスクカードの容量を上回るROMカセットが登場したことと、翌年にはバッテリーバックアップを搭載したROMカセットが登場したことにより、ファミリーコンピュータ ディスクシステムの優位性は全くなくなっており当初は今後は全てのソフトをファミリーコンピュータ ディスクシステムで供給するとしていた任天堂も翌年にはROMカセットでの供給を再開している。

軽いゲームを安価に提供するという構想は後にWiiウェアニンテンドーDSiウェアで成功を収めることとなる。

なお、本機の開発に於いてもドライブの開発元であるミツミ電機には「15000円で販売する」と6万円する価格の製品に対して厳しい条件を提示している。

本体セット内容

  • ファミリーコンピュータ ディスクシステム本体(HVC-022) × 1台
  • RAMアダプタ(HVC-023) × 1個

仕様

  • 媒体
磁気ディスク(容量128KB・片面64KB)
  • 追加RAM容量
256K + 64K
  • 重量
1.1kg
  • 電源
DC9V 専用ACアダプター
単II型乾電池 × 6本
  • その他
PWM音源内蔵
上部外部拡張ポート

対応ソフト

任天堂ソフト

関連項目

関連サイト