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この二つの新機軸により、縮小の一途を辿っていたゲーム市場を押し広げ、2006年には[[ファミリーコンピュータ]]発売以来初となる据置機と携帯機のシェアの逆転現象を引き起こし、任天堂の完全復活を呼び込むこととなる。 | この二つの新機軸により、縮小の一途を辿っていたゲーム市場を押し広げ、2006年には[[ファミリーコンピュータ]]発売以来初となる据置機と携帯機のシェアの逆転現象を引き起こし、任天堂の完全復活を呼び込むこととなる。 | ||
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『NINTENDO DS(ニンテンドーDS)』とは2005年に任天堂から発売された新世代携帯型ゲーム機である。
型式名称のNTRはコードネームであるニトロ(NITRO)を意味し、縮小傾向であったゲーム業界と任天堂ハードの市場に対する起爆剤として名付けられた。
大きな特徴として、GAME&WATCH MULTI SCREEN以来の「ディスプレイが二つ付いていること」と、入力デバイスとして「タッチパネル」を採用したことが上げられる。
ディスプレイが2つというのは当時の山内社長が引退の際に「発想の転換が必要。例えば画面が二つついているようなゲーム機」と言ったことに起因し、同氏は引退会見で「このハードが作れなければ任天堂は終わった」と言うような趣旨の発言もしている。これに、当時研究が進められていたタッチペンを使ったハードが結びつき、NINTENDO DSが完成する。
この二つの新機軸により、縮小の一途を辿っていたゲーム市場を押し広げ、2006年にはファミリーコンピュータ発売以来初となる据置機と携帯機のシェアの逆転現象を引き起こし、任天堂の完全復活を呼び込むこととなる。
また、標準で無線通信機能(IEEE 802.11・任天堂独自プロトコル)を搭載する事により、無線LANルータや無線スポット、全国にあるDS Stationから平易にニンテンドーWi-Fiコネクションに接続することが可能となっている。
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