『花札』とは、日本で発展したカードゲームの名称である。別名、花歌留多。
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起源はポルトガルから伝来したトランプで、天正かるた、ウンスンカルタを経て現在の形となった。歌留多自身もポルトガル語でカードゲームを指すcartaを語源とする。
札は月を象徴する4枚×12ヶ月の48枚となっており、伝来した当時のトランプの12枚×4種類の48枚となっている。これは賭博に使用されることから江戸幕府がトランプを禁止したたため、数字と記号を隠すために現在の花札の形へと変化したと伝えられる。
任天堂は元々任天堂骨牌と言う京都の花札屋を起源としており、専売公社の流通網を使用した全国展開などから日本一の花札屋へとのし上がっていった。
任天堂製の花札の最高級品は大統領と名付けられており、それは現在でも変わっていない。
細田 守が監督を務めたアニメ映画「サマーウォーズ」では最後の決戦シーンで花札の「こいこい」を行ってアバターを取り戻していくシーンが存在するが、花札を使用した理由は「花札と言えば任天堂だから」とのこと。
同シーンにはNINTENDO DSiを使用してネットワークに接続する家族も映っており、家庭の象徴として任天堂を用いたとのこと。なお、細田は大学での宮本 茂の後輩に当たる。