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ゲームは2部構成で、1部のジョゼットを成長させていくパートと、2部のシナリオパートに分かれているが、2部に入ってしまうと主眼がほぼストーリーの展開に集約され、1部に戻ることはできないために2部は不要だったと言う声も聞かれた。 | ゲームは2部構成で、1部のジョゼットを成長させていくパートと、2部のシナリオパートに分かれているが、2部に入ってしまうと主眼がほぼストーリーの展開に集約され、1部に戻ることはできないために2部は不要だったと言う声も聞かれた。 | ||
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また、最終シナリオに向かうために、必要なジョゼットの能力等が決まっているため、ジョゼットを成長させるという目的がありながら、究極的にはほぼ画一的なジョゼットになってしまうなど、ゲームとして惜しい面も多い。 | また、最終シナリオに向かうために、必要なジョゼットの能力等が決まっているため、ジョゼットを成長させるという目的がありながら、究極的にはほぼ画一的なジョゼットになってしまうなど、ゲームとして惜しい面も多い。 | ||
+ | なお、1996年の年末商戦に投入され、かなりの数が出荷されたが、ゲームの内容が全く伝わらないCMだったなど種々の要因が重なった結果、その売上本数は散々たるもので、[[コントローラパック]]を同梱しているにも関わらず、コントローラパック単品より値段が安い事態に陥ることとなる。 | ||
− | + | この結果、エニックスはNINTENDO64からの撤退を決める事となる。 | |
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==登場キャラクター== | ==登場キャラクター== | ||
− | *ジョゼット(CV: | + | *ジョゼット(CV:日高 のり子) |
:本作の主人公である、ギジンの女の子。 | :本作の主人公である、ギジンの女の子。 | ||
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==スタッフ== | ==スタッフ== | ||
− | * | + | *ゲームデザイン/脚本/演出/ディレクション |
− | : | + | :米田 喬 |
*アニメディレクション | *アニメディレクション | ||
− | : | + | :杉山 慶一 |
− | * | + | *ジョゼットシステムロジック/ゼネラルマネージャー |
− | : | + | :富山 徳之 |
*プログラム | *プログラム | ||
− | : | + | :塩谷 博光(システム) |
− | : | + | :加藤 世司(3Dシステム) |
− | : | + | :小林 賢明(イベントシステム) |
*キャラクターデザイン | *キャラクターデザイン | ||
− | : | + | :山下 明彦 |
− | * | + | *メカデザイン/舞台設定 |
− | : | + | :佐藤 敬一 |
*美術 | *美術 | ||
− | : | + | :谷口 淳一 |
*作画 | *作画 | ||
− | : | + | :羽山 賢二 |
− | : | + | :金子 昌司 |
− | : | + | :橋本 敬史(兼レイアウト) |
− | : | + | :城前 龍治(同) |
*動画 | *動画 | ||
− | : | + | :小林 幸子 |
− | : | + | :富岡 美穂 |
− | : | + | :平出 幸代 |
*OBJ制作 | *OBJ制作 | ||
− | : | + | :二山 享子 |
− | : | + | :安斎 美香 |
− | : | + | :小菅 登 |
− | : | + | :江川 圭一 |
− | * | + | *背景制作/演出補佐 |
− | : | + | :藤岡 英俊 |
*3Dグラフィック | *3Dグラフィック | ||
− | + | :崎山 啓之 | |
*音楽 | *音楽 | ||
− | : | + | :森 彰彦 |
*CV | *CV | ||
− | : | + | :日高 のり子(ジョゼット) |
*アニメプロデュース | *アニメプロデュース | ||
− | : | + | :飯田 馬之介 |
*ゲームプロデュース | *ゲームプロデュース | ||
− | : | + | :藤本 広貴 |
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==注釈== | ==注釈== | ||
*<div id="ex1">ギジン:</div> | *<div id="ex1">ギジン:</div> | ||
:人造の機械人間。「疑人」。所謂アンドロイドである。人間より力が強いため、炭坑などで働いていることが多い。 | :人造の機械人間。「疑人」。所謂アンドロイドである。人間より力が強いため、炭坑などで働いていることが多い。 | ||
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+ | ==周辺機器== | ||
+ | *[[コントローラパック]] | ||
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+ | ==関連項目== | ||
+ | *[[ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ]] | ||
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+ | ==関連サイト== | ||
+ | *{{リンクスクエニ}} | ||
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+ | [[Category:64ソフト]] | ||
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+ | [[Category:コミュニケーション]] |
Soft Tips | |
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ジャンル | コミュニケーション |
ハード | NINTENDO64 |
メディア | N64カセット |
発売元 | エニックス |
開発元 | ギブロ ミント |
発売日 | 1996年11月22日 |
価格 | 9800円 |
人数 | 1人 |
容量 | 64M |
セーブ容量 | 72ページ |
型式 | NUS-NJ2J-JPN |
周辺機器 | コントローラパック |
その他 | コントローラパック同梱 |
『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』とは、NINTENDO64でエニックスから発売されたコミュニケーションゲームである。
目次 |
スーパーファミコンで発売されたワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノの続編で、ギジン達の生みの親、ジェペット博士が亡くなったためにプレイヤーを頼って来たジョゼットを助け、ブルーランド島を舞台に様々な人たちとの出会いを通して成長していく彼女を導く。
ゲームは2部構成で、1部のジョゼットを成長させていくパートと、2部のシナリオパートに分かれているが、2部に入ってしまうと主眼がほぼストーリーの展開に集約され、1部に戻ることはできないために2部は不要だったと言う声も聞かれた。
また、最終シナリオに向かうために、必要なジョゼットの能力等が決まっているため、ジョゼットを成長させるという目的がありながら、究極的にはほぼ画一的なジョゼットになってしまうなど、ゲームとして惜しい面も多い。
なお、1996年の年末商戦に投入され、かなりの数が出荷されたが、ゲームの内容が全く伝わらないCMだったなど種々の要因が重なった結果、その売上本数は散々たるもので、コントローラパックを同梱しているにも関わらず、コントローラパック単品より値段が安い事態に陥ることとなる。
この結果、エニックスはNINTENDO64からの撤退を決める事となる。