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==概要== | ==概要== | ||
+ | マリオとヨッシーを題材にした落ちモノパズルゲームで、画面上部から落ちてくる「クリボー」、「ゲッソー」、「パックンフラワー」、「テレサ」を消していくゲーム。 | ||
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+ | 本作の最大の特徴はタイトルにもなっているヨッシーのたまごで、ヨッシーの下たまごとヨッシーの上たまごを組み合わせることでヨッシーを誕生させることが出来、その間に挟んでいる他のキャラクターも一度に消すことが出来る。 | ||
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+ | ヨッシーのたまごで挟む以外にも同じキャラクターを2つ重ねることで消すことが出来、キャラクターが上まで積み上がるとゲームオーバーとなる。 | ||
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+ | また、本作は通常の落ちものパズルのように落ちてくるキャラクターを移動させるのではなく、画面下部にいるマリオが下の台座を移動させて落ちる場所を調節するようになっている。 | ||
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+ | なお、ゲームボーイ版では解像度の関係上、ファミリコンピュータ版と比較して縦の列が1列少なくなっている。 | ||
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+ | ===開発経緯=== | ||
+ | 本作は[[ポケットモンスター 赤/緑/青/ピカチュウ|ポケットモンスター]]の開発が難航していたゲームフリークが、当座の資金を得るために開発したソフトで、任天堂と[[エイプ]]からの指示でヨッシーを使って半年でソフト開発を行っている。 | ||
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+ | 本作には企画書は存在しておらず、3つのプロトタイプを制作したゲームフリークが当時の任天堂の開発部長であった[[横井 軍平]]と話し合って現在の形となった。 | ||
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+ | ゲームボーイ版の開発で培われた「[[ゲームボーイ専用通信ケーブル]]」を使用した対戦仕様の作成は後に「ポケットモンスター 赤/緑」の対戦・交換と言う要素で萌芽を見せる。 | ||
==登場キャラクター== | ==登場キャラクター== | ||
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*パックンフラワー | *パックンフラワー | ||
*テレサ | *テレサ | ||
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+ | ==スタッフ== | ||
+ | *プロデューサー | ||
+ | :石原 恒和 | ||
==周辺機器== | ==周辺機器== |
Soft Tips | |
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ジャンル | アクションパズル |
ハード | ファミリーコンピュータ ゲームボーイ Wii(バーチャルコンソール) ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) |
メディア | FC専用カセット GB専用カートリッジ |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | ゲームフリーク |
発売日 | 1991年12月14日(FC/GB版) 2007年3月6日(VC:Wii版) 2011年9月1日(VC:3DSAP版) |
価格 | 4900円(FC版) 2625円(GB版) 500Wiiポイント(VC:Wii版) 無料(VC:3DSAP版) |
人数 | 1〜2人(FC/GB/VC:Wii版) 1人(VC:3DSAP版) |
対応コントローラ | Wiiリモコン クラシックコントローラ GCコントローラ |
型式 | HVC-YO DMG-YOJ CTR-N-TARJ-JPN-0 |
周辺機器 | GB専用通信ケーブル(GB版) |
『ヨッシーのたまご』とは、ファミリーコンピュータとゲームボーイで任天堂から発売されたアクションパズルゲームである。2007年にWiiのバーチャルコンソールで発売されたほか、2011年にニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム対象者にファミリコンピュータ版が配信された。
目次 |
マリオとヨッシーを題材にした落ちモノパズルゲームで、画面上部から落ちてくる「クリボー」、「ゲッソー」、「パックンフラワー」、「テレサ」を消していくゲーム。
本作の最大の特徴はタイトルにもなっているヨッシーのたまごで、ヨッシーの下たまごとヨッシーの上たまごを組み合わせることでヨッシーを誕生させることが出来、その間に挟んでいる他のキャラクターも一度に消すことが出来る。
ヨッシーのたまごで挟む以外にも同じキャラクターを2つ重ねることで消すことが出来、キャラクターが上まで積み上がるとゲームオーバーとなる。
また、本作は通常の落ちものパズルのように落ちてくるキャラクターを移動させるのではなく、画面下部にいるマリオが下の台座を移動させて落ちる場所を調節するようになっている。
なお、ゲームボーイ版では解像度の関係上、ファミリコンピュータ版と比較して縦の列が1列少なくなっている。
本作はポケットモンスターの開発が難航していたゲームフリークが、当座の資金を得るために開発したソフトで、任天堂とエイプからの指示でヨッシーを使って半年でソフト開発を行っている。
本作には企画書は存在しておらず、3つのプロトタイプを制作したゲームフリークが当時の任天堂の開発部長であった横井 軍平と話し合って現在の形となった。
ゲームボーイ版の開発で培われた「ゲームボーイ専用通信ケーブル」を使用した対戦仕様の作成は後に「ポケットモンスター 赤/緑」の対戦・交換と言う要素で萌芽を見せる。