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『'''{{PAGENAME}}'''』とは、''[[ゲームボーイ]]''で任天堂から発売されたロールプレイングゲームである。1996年2月に'''ポケットモンスター 赤'''と'''ポケットモンスター 緑'''が、10月に'''ポケットモンスター 青'''が、1998年9月に'''ポケットモンスター ピカチュウ'''が発売された。 | 『'''{{PAGENAME}}'''』とは、''[[ゲームボーイ]]''で任天堂から発売されたロールプレイングゲームである。1996年2月に'''ポケットモンスター 赤'''と'''ポケットモンスター 緑'''が、10月に'''ポケットモンスター 青'''が、1998年9月に'''ポケットモンスター ピカチュウ'''が発売された。 | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | + | [[ポケットモンスター]]と呼ばれる151種類の架空の生物を収集し、育成や交換を行って戦わせるゲームシリーズの第一弾。 | |
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+ | ポケモンにはそれぞれにタイプと呼ばれる属性と異なる能力値を持っており、更に同じ種族でも個体毎に能力が異なること、ポケモンには4種類のわざを覚えさせることが出来ると言うことにより能力のバリエーションが多く、対戦要素を盛り上げる一因となっている。 | ||
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+ | ポケモンのアイディアの元ネタは夏休みの昆虫採集とウルトラセブンに登場するカプセル怪獣で、タイトル案にはカプセルモンスターというものもあがっていたが、版権の関係でポケットモンスターとなった。 | ||
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+ | 開発はゲームボーイが全盛期を迎えていた1991年から開始されたが、ゲームフリーク自身がロールプレイングゲームを開発したことが無かったため開発は難航し、一時は開発の断念も考えられていたが5年の歳月をかけて完成した。 | ||
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+ | [[劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲]]の公開記念と、[[ポケットモンスター 金/銀/クリスタル|ポケットモンスター 金/銀]]の開発難航から開発されたバージョンで、アニメのポケットモンスターをベースとした日本国内では唯一のソフト。 | ||
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+ | シナリオなどは他のバージョンと変わらないが、最初に入手できるポケモンが[[ピカチュウ]]のみとなっているほか、冒険時にピカチュウが主人公の後ろを歩いてくると言う要素や、アニメのロケット団を思わせるキャラが登場するなどしている。 | ||
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+ | なお、本作の次に主人公の後ろをポケモンがついてくると言う要素は[[ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー]]まで11年を待ってやっと再実装されることとなる。 | ||
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+ | また、ピカチュウには「なつき度」という数値が設定されており、バトルで負けたりボックスに預けることでこの数値が下がり、連れて歩いたりアイテムを使うことで上昇する。この要素は次回作のポケットモンスター 金/銀/クリスタルでも採用された。 | ||
==登場キャラクター== | ==登場キャラクター== | ||
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*カンナ | *カンナ | ||
*ワタル | *ワタル | ||
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+ | ==初期ポケモン== | ||
+ | *[[フシギダネ]] | ||
+ | *[[ヒトカゲ]] | ||
+ | *[[ゼニガメ]] | ||
+ | *[[ピカチュウ]] - ピカチュウバージョンのみ限定 | ||
==周辺機器== | ==周辺機器== |
Soft Tips | |
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ジャンル | RPG |
ハード | ゲームボーイ |
メディア | GB共通カートリッジ |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | ゲームフリーク |
発売日 | 1996年2月27日(赤/緑) 1996年10月15日(青) 1998年9月12日(ピカチュウ) |
価格 | 4095円(赤/緑) 3150円(青/ピカチュウ) |
人数 | 1〜2人 |
容量 | 4M(赤/緑/青) 8M(ピカチュウ) |
セーブ容量 | 256K |
型式 | DMG-APAJ(赤) DMG-APBJ(緑) DMG-APEJ(青) DMG-APSJ(ピカチュウ) |
周辺機器 | GBシリーズ専用通信ケーブル ポケットプリンタ(ピカチュウ) |
売上本数 | 1339万本 |
『ポケットモンスター 赤/緑/青/ピカチュウ』とは、ゲームボーイで任天堂から発売されたロールプレイングゲームである。1996年2月にポケットモンスター 赤とポケットモンスター 緑が、10月にポケットモンスター 青が、1998年9月にポケットモンスター ピカチュウが発売された。
目次 |
ポケットモンスターと呼ばれる151種類の架空の生物を収集し、育成や交換を行って戦わせるゲームシリーズの第一弾。
ポケモンにはそれぞれにタイプと呼ばれる属性と異なる能力値を持っており、更に同じ種族でも個体毎に能力が異なること、ポケモンには4種類のわざを覚えさせることが出来ると言うことにより能力のバリエーションが多く、対戦要素を盛り上げる一因となっている。
ポケモンのアイディアの元ネタは夏休みの昆虫採集とウルトラセブンに登場するカプセル怪獣で、タイトル案にはカプセルモンスターというものもあがっていたが、版権の関係でポケットモンスターとなった。
開発はゲームボーイが全盛期を迎えていた1991年から開始されたが、ゲームフリーク自身がロールプレイングゲームを開発したことが無かったため開発は難航し、一時は開発の断念も考えられていたが5年の歳月をかけて完成した。
初回出荷は20万本程度で決して多い数字ではなかったものの、同年たまごっちがブームとなっていたためにあまり話題には上らなかったが、地道に100万本以上の売り上げを上げることとなる。
1997年にアニメポケットモンスターが開始されると人気は爆発し、4バージョンでの合計売上本数は1000万本を突破するという前人未踏の売り上げを記録した。
2バージョンを同時に発売すると言うアイディアは宮本 茂によるもので、本当はもっと多くのバージョンにしたかったらしいが、ROMの生産ラインでは不可能なことからトレーナーIDと言う形でそれぞれのソフトに違いを持たせた。
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲の公開記念と、ポケットモンスター 金/銀の開発難航から開発されたバージョンで、アニメのポケットモンスターをベースとした日本国内では唯一のソフト。
シナリオなどは他のバージョンと変わらないが、最初に入手できるポケモンがピカチュウのみとなっているほか、冒険時にピカチュウが主人公の後ろを歩いてくると言う要素や、アニメのロケット団を思わせるキャラが登場するなどしている。
なお、本作の次に主人公の後ろをポケモンがついてくると言う要素はポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバーまで11年を待ってやっと再実装されることとなる。
また、ピカチュウには「なつき度」という数値が設定されており、バトルで負けたりボックスに預けることでこの数値が下がり、連れて歩いたりアイテムを使うことで上昇する。この要素は次回作のポケットモンスター 金/銀/クリスタルでも採用された。