esオペレーティングシステム

esオペレーティングシステム(es operationg system)』とは、任天堂が研究開発用に作成しているOperationSystem(OS)であり、2006年からオープンソースソフトウェアとしても公開されている。

目次

概要

ECMAScript(1)で記述されたx86系CPU用のOSで、上記の理由から、esは「ECMA」と「Script」の頭文字を取って付けられたネーミングであると思われる。

基本的にはコマンドライン型のOSであるが、Squeakと言うプログラミング環境を利用することにより、インターネットへの接続も可能となっている。

略称はNintendo esでnesとなっており、これはファミリーコンピュータのアメリカ版の名称であるNES(Nintendo Entertainment System)を意識していると思われる。

サポートハードウェア

  • x86 CPU
  • SVGA(VESA BIOS)
  • PS/2マウス
  • PS/2キーボード
  • ATA HDD
  • ATAPI CD-ROM
  • フロッピーディスク
  • Creative SoundBlaster 16
  • ENSONIQ AudioPCI, Creative SoundBlaster PCI64, Creative SoundBlaster PCI128 (ES1370)
  • NE2000互換イーサーネット インターフェイス (RTL8029AS)
  • Intel MPS準拠のSMP

起動確認環境

  • Pentium III/440BX + SB16 + RTL8029AS
  • Pentium 4/865G + ICH5 + ES1370 + RTL8029AS
  • Core 2 Duo/945G + ICH7 + ES1370 + RTL8029AS

注釈

  • (1)
JavaScriptの標準仕様。ネットスケープナビゲータ(NN)向けに開発された言語であるJavaScriptと、左記言語を真似てインターネットエクスプローラー(IE)に搭載されたJScriptの言語の共通化する部分で作られている。

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