(→関連サイト) |
|||
(1人の利用者による、間の40版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{DEFAULTSORT:うぃー}} | {{DEFAULTSORT:うぃー}} | ||
− | {{HARDDATA|型式=RVL-001<br | + | {{HARDDATA|型式=RVL-001<br>RVL-S-WA(初期型:シロ)<br>RVL-S-WD(改良型:シロ)<br>RVL-S-KJ(クロ)<br>RVL-S-WAAG(2010.11.11〜:シロ)<br>RVL-S-KAAH(2010.11.11〜:クロ)<br>RVL-S-RAAV(マリオ25周年仕様)|発売元=任天堂|発売日=2006年12月2日|価格=25000円<br>20000円(2009.10.1〜)|メディア=Wii専用12cmディスク<br>NGC用8cmディスク|開発コード=レボリューション|ストレージ=本体内蔵フラッシュメモリ(512MB)<br>SDメモリーカード<br>NGC用メモリーカード59<br>NGC専用メモリーカード251}} |
− | 『'''{{PAGENAME}}(ウィー)''' | + | 『'''{{PAGENAME}}(ウィー)'''』とは、任天堂が発売した新世代据置型ゲーム機の名称であり、2011年現在の任天堂の最新据置ハードである。名称が短いため、アンオフィシャルではしばしばNINTENDO Wiiなどと書かれるが、ニンテンドーは付かない。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | + | 型式名称のRVLは開発コードであるRevolutionの頭文字であり、[[NINTENDO DS]]に続くゲーム業界の革命を目指して名付けられた。Revolutionにもロゴが存在し、最初のOがWii専用ディスクを、後のoがGC用ディスクを示す様にOの大きさに違いがあるロゴである。 | |
名称のWiiというのは「我々」を意味する「We」と同じ発音から取り、iは人間を表してiが複数付くことで一人ではない「みんなのハード」を意味している。このiを人間と言う意味で使用するという案は後の[[NINTENDO DSi]]でも採用されている。 | 名称のWiiというのは「我々」を意味する「We」と同じ発音から取り、iは人間を表してiが複数付くことで一人ではない「みんなのハード」を意味している。このiを人間と言う意味で使用するという案は後の[[NINTENDO DSi]]でも採用されている。 | ||
14行: | 14行: | ||
==本体セット内容== | ==本体セット内容== | ||
− | *Wii本体(RVL-001) 1台 | + | *Wii本体(RVL-001) × 1台 |
− | *Wiiリモコン(RVL-003) | + | *Wiiリモコン(RVL-003) × 1個(〜2010年11月10日) |
− | :[[Wiiリモコンストラップ]]、[[Wiiリモコンジャケット]] | + | *Wiiリモコンプラス×1個(〜2010年11月11日〜2011年6月22日) |
− | *ヌンチャク(RVL-004) 1個 | + | *Wiiリモコンプラス×2個(2011年6月23日〜) |
− | * | + | :[[Wiiリモコンストラップ]]、[[Wiiリモコンジャケット]](2007年10月〜)付き |
− | * | + | *ヌンチャク(RVL-004) × 1個 |
− | *Wii本体専用スタンド(RVL-017) 1個 | + | *[[Wii専用 ACアダプタ]](RVL-002) × 1個 |
− | *Wii本体専用スタンド補助プレート(RVL-019) 1個 | + | *[[Wii専用 AVケーブル]](RVL-009) × 1個 |
− | *センサーバー(RVL-014) 1個 | + | *Wii本体専用スタンド(RVL-017) × 1個 |
− | *センサーバースタンド(RVL-016) 1個 | + | *Wii本体専用スタンド補助プレート(RVL-019) × 1個 |
− | *単三乾電池 2個 | + | *センサーバー(RVL-014) × 1個 |
+ | *センサーバースタンド(RVL-016) × 1個 | ||
+ | *単三乾電池 × 2個 | ||
+ | *[[Wii Sports Resort]]×1本(2011年6月23日〜) | ||
+ | *内蔵ソフト | ||
+ | :[[似顔絵チャンネル]] | ||
+ | :[[写真チャンネル]] | ||
+ | :[[Wiiショッピングチャンネル]] | ||
+ | :[[お天気チャンネル]] | ||
+ | :[[ニュースチャンネル]] | ||
+ | :[[インターネットにつなぐとできること]] - 初期版には無し | ||
==仕様== | ==仕様== | ||
*CPU | *CPU | ||
− | : | + | :[[Broadway]](IBM PowerPC G3 750CLカスタム 128bit CPU) |
− | + | ||
*システムLSI | *システムLSI | ||
− | :Hollywood | + | :[[Hollywood]](ATI DRAM混在GPU) |
:混在DRAM 3MB | :混在DRAM 3MB | ||
− | : | + | :内蔵メインメモリ 1T-SRAM |
− | * | + | *メモリ |
− | :GDDR3 88MB | + | :メインメモリ GDDR3 88MB |
− | + | :フラッシュメモリ 512MB | |
− | + | ||
*通信機能 | *通信機能 | ||
:無線LAN | :無線LAN | ||
44行: | 52行: | ||
:Bluetooth2.0 | :Bluetooth2.0 | ||
*消費電力 | *消費電力 | ||
− | : | + | :約45W(最大時) |
+ | :約5W(スタンバイモード) | ||
*本体最大寸法 | *本体最大寸法 | ||
:幅44.0mm×奥行き215.4mm×高さ157.0mm | :幅44.0mm×奥行き215.4mm×高さ157.0mm | ||
66行: | 75行: | ||
==カラーバリエーション== | ==カラーバリエーション== | ||
− | * | + | *シロ |
+ | :2006年12月2日発売 | ||
+ | *クロ | ||
+ | :2009年8月1日発売 | ||
+ | |||
+ | ==本体OSバージョン== | ||
+ | ===2.0=== | ||
+ | *2006年12月2日 | ||
+ | :本体発売時のOSバージョン | ||
+ | ===2.2=== | ||
+ | *2007年4月12日 | ||
+ | :不具合の修正と[[インターネットチャンネル]]へのペアレンタルコントロールの適用。 | ||
+ | ===3.0=== | ||
+ | *2007年8月7日 | ||
+ | :Wiiメニューでの[[お天気チャンネル]]の天気予報と[[ニュースチャンネル]]のヘッドラインの確認が可能となる。 | ||
+ | :新着メッセージに対するディスクスロット部の点滅などの対応。 | ||
+ | :一部チャンネルでのUSBキーボードへの対応 | ||
+ | ===3.1=== | ||
+ | *2007年10月10日 | ||
+ | :[[インターネットチャンネル]]のバージョンアップ | ||
+ | ===3.2=== | ||
+ | *2008年2月26日 | ||
+ | :[[Wiiショッピングチャンネル]]の一部改訂 | ||
+ | ===3.3=== | ||
+ | *2008年6月17日 | ||
+ | :[[似顔絵チャンネル]]へのUSBキーボードへの対応 | ||
+ | ===3.4=== | ||
+ | *ソフト、[[SDメモリーカード]]の読み取り速度向上 | ||
+ | ===4.0=== | ||
+ | *2009年3月26日 | ||
+ | :[[SDメモリーカード]]からの[[バーチャルコンソール]]や[[Wiiウェア]]の起動に対応。12チャンネル×20ページの240チャンネルの保存が可能。 | ||
+ | ===4.1=== | ||
+ | *2009年7月3日 | ||
+ | :[[Wii Sports Resort]]で発生していた不具合を修正するためのバージョン。 | ||
+ | ===4.2=== | ||
+ | *2009年9月29日 | ||
+ | :Wiiメニューの品質がアップしたバージョン。 | ||
+ | ===4.3=== | ||
+ | :2010年6月22日 | ||
+ | :本体システムの動作品質改善 | ||
+ | |||
+ | ==周辺機器== | ||
+ | *Wii専用 ACアダプタ - RVL-002(JPN) | ||
+ | *[[Wiiリモコン]] - RVL-003 | ||
+ | *[[ヌンチャク]] - RVL-004 | ||
+ | *[[クラシックコントローラ PRO]] - RVL-005(-02) | ||
+ | *Wii専用 AVケーブル - RVL-009 | ||
+ | *[[センサーバー]] - RVL-014 | ||
+ | *センサーバースタンド - RVL-016 | ||
+ | *[[Wiiリモコン専用ストラップ]] - RVL-018A | ||
+ | *[[バランスWiiボード]] - RVL-021 | ||
+ | *[[Wiiザッパー]] - RVL-023 | ||
+ | *[[Wiiハンドル]] - RVL-024 | ||
+ | *[[Wiiゴールデンハンドル]] | ||
+ | *[[Wiiモーションプラス]] - RVL-026/027 | ||
+ | *[[Wiiスピーク]] - RVL-029 | ||
+ | *[[Wii専用レンズクリーナー]] - RVL-030 | ||
+ | *[[レンズクリーナー専用クリーニング液]] - RVL-031 | ||
+ | *[[レンズクリーナー専用クリーニングシート]] - RVL-032 | ||
+ | *[[ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ]] - NTR-010 | ||
+ | *[[ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ]] - WAP-001 | ||
+ | *[[Wiiバイタリティセンサー]] | ||
+ | *[[Wii移動接続キット]] | ||
+ | ===サードパーティ製=== | ||
+ | *[[GT pro seriesステアリングアタッチメント]] | ||
+ | *[[ロジクール ワイヤレスWiiキーボード]] | ||
==対応ソフト== | ==対応ソフト== | ||
77行: | 151行: | ||
==受賞履歴== | ==受賞履歴== | ||
*日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞金賞 | *日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞金賞 | ||
+ | |||
+ | ==互換ハード== | ||
+ | *[[NINTENDO GAMECUBE]] - 後方互換 | ||
==関連項目== | ==関連項目== | ||
*[[Wiiリモコン]] | *[[Wiiリモコン]] | ||
+ | *[[WiiConnect24]] | ||
+ | *[[Wiiチャンネル]] | ||
+ | *[[Wiiウェア]] | ||
+ | *[[バーチャルコンソール]] | ||
*[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]] | *[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]] | ||
==関連サイト== | ==関連サイト== | ||
+ | *{{公式|URI=https://www.nintendo.co.jp/wii/}} | ||
*{{リンク任天堂}} | *{{リンク任天堂}} | ||
*{{リンクIBM}} | *{{リンクIBM}} | ||
[[Category:ハードウェア]] | [[Category:ハードウェア]] |
Hard Tips | |
---|---|
型式 | RVL-001 RVL-S-WA(初期型:シロ) RVL-S-WD(改良型:シロ) RVL-S-KJ(クロ) RVL-S-WAAG(2010.11.11〜:シロ) RVL-S-KAAH(2010.11.11〜:クロ) RVL-S-RAAV(マリオ25周年仕様) |
対応メディア | Wii専用12cmディスク NGC用8cmディスク |
ストレージ | 本体内蔵フラッシュメモリ(512MB) SDメモリーカード NGC用メモリーカード59 NGC専用メモリーカード251 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2006年12月2日 |
価格 | 25000円 20000円(2009.10.1〜) |
開発コード | レボリューション |
『Wii(ウィー)』とは、任天堂が発売した新世代据置型ゲーム機の名称であり、2011年現在の任天堂の最新据置ハードである。名称が短いため、アンオフィシャルではしばしばNINTENDO Wiiなどと書かれるが、ニンテンドーは付かない。
目次 |
型式名称のRVLは開発コードであるRevolutionの頭文字であり、NINTENDO DSに続くゲーム業界の革命を目指して名付けられた。Revolutionにもロゴが存在し、最初のOがWii専用ディスクを、後のoがGC用ディスクを示す様にOの大きさに違いがあるロゴである。
名称のWiiというのは「我々」を意味する「We」と同じ発音から取り、iは人間を表してiが複数付くことで一人ではない「みんなのハード」を意味している。このiを人間と言う意味で使用するという案は後のNINTENDO DSiでも採用されている。
この名称の発表時には名称を巡る賛否両論の論争があった。これは新しいデバイスであるWiiリモコンが発表された際にも行われている。
スペック的には前の据置型ハードであるNINTENDO GAMECUBEからは大幅にアップしているが、ユーザーにとっては必要のない数値であるとの理念から公表されていない。