『GAME&WATCH(ゲームウォッチ)』とは1980年代前半に任天堂より発売されていた第一世代の携帯型ゲーム機シリーズの総称である。ゲーム機能と時計機能があるため、GAME&WATCHと言う名前がつけられた。
ソフトとハードが一体型という意味では第一世代据置ゲーム機と共通しているが、据置ゲーム機の方は「複数のソフトを切り替えて遊ぶゲーム機」として作られているのに対し、ゲームウォッチは元来サラリーマンの暇つぶし用として開発されたため、あくまでも1ハード1ソフトである。
一般的にゲームウォッチと言った場合、「ゴールド」ないしは「マルチスクリーン」の外観を思い浮かべることが多いが、後述の通り種類のシリーズがある。
国内ではファミリーコンピュータがブレイクした1985年でシリーズが終了しているが、海外では1989年まで新作が発売されていた。
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一番最初に発売されたシリーズで、当初はシリーズ名は無かったが、「ゴールド」の発売に伴いシルバーと言うシリーズ名称がつけられた。
ターゲットは前述の通りサラリーマンで、2つか4つの操作ボタンがついており、定価は全て5800円。
1981年に発売された新シリーズで、本体前面色が金色に変更になったほかにも、アラーム機能や、立てかけておくことが出来るスタンド、最高得点の統一、疑似カラー表示などが図られている。
様々な機能が追加されているが、定価はシルバーと同じ5800円。
1984年に発売されたシリーズであるが、前のシリーズであるパノラマスクリーンから遙かに劣化し、5色の疑似カラー表示と、わずか二つのボタンのみの操作という、シルバーにも劣るゲーム性を備えたシリーズ。
しかし、価格が下がったわけでもなく、6000円の定価となっている。
海外から逆輸入されて発売されたシリーズで、本体に収納されている2つのコントローラーのコードを伸ばすことにより、2人対戦が可能となっている。
価格はゲームウォッチの標準価格である6000円。
はまりブラザーズ - 全ゲームウォッチの写真と紹介がある。