第一世代型据置機

第一世代型据置機』とは、任天堂が1977年から1980年にかけて発売した一連のハードウェアの総称である。

概要

三菱電機のマイコンを採用した家庭用ビデオゲーム機のシリーズで、型式番号にはCTGを採用している。

CTGの型式番号はコンピュータTVゲームを除くハードでは「カラーテレビゲーム(Color Tv Game)」の頭文字を意味しており、コンピュータTVゲームのみ「Computer Tv Game」の頭文字となっている。

当時の家庭用ビデオゲーム機がそうであったようにマイコンチップ上にゲームプログラムが書き込まれているソフトオンハードの形式を取っており、1つのハードでは同じようなゲームを何種類か遊ぶことが出来る。

当時社長だった山内 溥が「昭和52年はTVゲーム元年である」と宣言したように、カラーテレビゲームシリーズはそれまでの家庭用ビデオゲーム機と比較して大ヒットとなった。

しかしながら、あくまでも当時は「玩具市場」の中の「TVゲーム分野」と言う程度の存在でしか無く、「TVゲーム市場」と言う市場が生み出されるのは1983年のソフトウェア交換型となる第二世代据置機ファミリーコンピュータの発売を待つこととなる。

1980年に発売したコンピュータTVゲームの失敗により任天堂は一時この市場からの撤退を余儀なくされた。

発売ハード

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