ファンドキュー

ファンドキュー』とは、任天堂の相談役であった山内 溥が投資を行った個人ファンドの名称である。

概要

山内 溥相談役が保有していた任天堂の株式0.84%である118万株を原資として行われており、任天堂自体が援助するにはリスクが高すぎるプロジェクトに投資されることとなる。

無担保無利子のファンドであるが、NINTENDO GAMECUBEゲームボーイアドバンスを連動したソフトを1年以内に開発しなければならないと言う制約がある。

ゲームデザイナーズ・スタジオに融資が行われ、ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルの開発が行われたが、実質そのソフト以外に融資が行われたという話はなく、ゲームデザイナーズ・スタジオ自身もファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルの開発はスクウェア開発二部に委託していることからスクウェア・エニックスのペーパーカンパニーであり、言葉は悪いが事実上の任天堂とスクウェアの手打ちのためのファンドと言っても差し支えがない。

なお、同時期に任天堂からベンチャー支援のプロジェクトが行われているが、こちらとは関係がない。

対象ソフト

関連項目