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{{ハードウェア|型式=VUE-001|発売元=任天堂|発売日=1995年7月21日|価格=15000円(税別)|メディア=VB専用カートリッジ|その他=}} | {{ハードウェア|型式=VUE-001|発売元=任天堂|発売日=1995年7月21日|価格=15000円(税別)|メディア=VB専用カートリッジ|その他=}} | ||
− | + | 『'''VIRTUAL BOY'''(''バーチャルボーイ'')』は任天堂が発売した新世代ゲーム機の名称であり、2008年現在、世界で唯一の完全立体視を可能としているゲーム機である。型式名称のVUEはVirtual Utopia Experienceの頭文字であり同機の開発コードネームである。 | |
[[横井 軍平]]の発案によりアメリカのリフレクションテクノロジー社の立体映像テクノロジーを用いて開発されたハードで、片方384個のLEDと鏡が光速で振動することにより、左右の網膜上に立体的に見える別の映像を投射することにより、立体映像を実現している。 | [[横井 軍平]]の発案によりアメリカのリフレクションテクノロジー社の立体映像テクノロジーを用いて開発されたハードで、片方384個のLEDと鏡が光速で振動することにより、左右の網膜上に立体的に見える別の映像を投射することにより、立体映像を実現している。 | ||
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一般的にプレイスタイルが赤と黒の画面をのぞき込む形であることから、目に非常に悪いと思われがちであるが、目を鍛えると言う研究結果もある。 | 一般的にプレイスタイルが赤と黒の画面をのぞき込む形であることから、目に非常に悪いと思われがちであるが、目を鍛えると言う研究結果もある。 | ||
− | + | その特異なプレイスタイルと、モノクロ画面での表示[[#ex1|(1)]]と言うことから、市場には全く受け入れられず、発売からわずか5ヶ月で撤退することとなる | |
なお、同時期に同機の構成をベースとした32bitゲームボーイの計画があったようだが、こちらも別の要因から中止されている。 | なお、同時期に同機の構成をベースとした32bitゲームボーイの計画があったようだが、こちらも別の要因から中止されている。 | ||
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==本体セット内容== | ==本体セット内容== | ||
*VIRTUAL BOY 本体(VUE-001)1台 | *VIRTUAL BOY 本体(VUE-001)1台 | ||
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{{公式|URI=http://www.nintendo.co.jp/n09/vue/index.html}} | {{公式|URI=http://www.nintendo.co.jp/n09/vue/index.html}} | ||
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==注釈== | ==注釈== | ||
− | *<div id="ex1"> | + | *<div id="ex1">(1)</div> |
− | : | + | :当時は所謂マスコミがあおった次世代機戦争の真っ直中であり、モノクロ表示の[[GAMEBOY|ゲームボーイ]]などは見向きもされない時節であった。 |
:ポケットモンスターが発売されるのは、翌年のことである。 | :ポケットモンスターが発売されるのは、翌年のことである。 | ||
[[Category:ハードウェア|はあちやるほおい]] | [[Category:ハードウェア|はあちやるほおい]] |
『VIRTUAL BOY(バーチャルボーイ)』は任天堂が発売した新世代ゲーム機の名称であり、2008年現在、世界で唯一の完全立体視を可能としているゲーム機である。型式名称のVUEはVirtual Utopia Experienceの頭文字であり同機の開発コードネームである。
横井 軍平の発案によりアメリカのリフレクションテクノロジー社の立体映像テクノロジーを用いて開発されたハードで、片方384個のLEDと鏡が光速で振動することにより、左右の網膜上に立体的に見える別の映像を投射することにより、立体映像を実現している。
一般的にプレイスタイルが赤と黒の画面をのぞき込む形であることから、目に非常に悪いと思われがちであるが、目を鍛えると言う研究結果もある。
その特異なプレイスタイルと、モノクロ画面での表示(1)と言うことから、市場には全く受け入れられず、発売からわずか5ヶ月で撤退することとなる
なお、同時期に同機の構成をベースとした32bitゲームボーイの計画があったようだが、こちらも別の要因から中止されている。
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