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『バーチャルコンソール(Virtual Console)』とは、Wiiで提供されている過去のハードウェアで発売された旧作ソフト配信サービスの名称である。
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バーチャルコンソールで配信されているのは「ファミリーコンピュータ(ディスクシステム含む)」、「スーパーファミコン」、「NINTENDO64」、「PCエンジン(CD-ROM^2を含む)」、「メガドライブ」、「NEOGEO」、「マスターシステム(現在未配信だがゲームギアを含む)」の8ハードのソフトウェアである。
バーチャルコンソールのソフトは、Wiiポイントと呼ばれるポイントを用いて、Wiiショッピングチャンネルより購入し、Wii本体のフラッシュROMへとダウンロードしてプレイする。
ファミコンソフト等では顕著なのだが、本来のソフト容量よりも大きな容量のブロックを占有するため、エミュレーションソフト(1)ごとダウンロードされていると思われる。
現在のバーチャルコンソールでは、1本のソフトにつき48チャンネル存在するWiiチャンネルの内、1チャンネルを占有する上にCD-ROM^2やNEOGEOのソフトウェアは容量が大きい為に、Wii本体のフラッシュROM容量を大きく消費する。
使用しないWiiチャンネルを外付けのSDメモリーカードに移動させる機能は存在するが、SDメモリーカードからWiiチャンネルを起動させることは不可能であり、今後Wiiウェア等のサービスが開始されると更に容量とチャンネルが更に圧迫される事態となって行くと考えられる。
また、一部の大作ソフトはもとより、かつてNINTENDO POWERで書き換え可能だったソフトでもバーチャルコンソールでプレイ出来ないソフトが多数存在している。
その為、任天堂やセガ、ハドソン以外のソフトの拡充がこれからの課題であると言える。