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型式 | AN-500B・R(前期型) AN-505B・R(後期型) |
対応メディア | FC専用カセット ディスクカード |
発売元 | シャープ |
発売日 | 1986年7月1日 |
価格 | 32000円 |
『ツインファミコン(twinFAMICOM)』とは、シャープから発売されたファミリーコンピュータ互換機である。
目次 |
ファミリーコンピュータとファミリーコンピュータ ディスクシステムが一体型となったハードウェアで、本体にあるスイッチを使用してカセット読み込みとディスク読み込みを切り替える。
シャープがレンジ用のためにファミコンの商標権を持っていたため、その商標権を譲り受ける変わりにツインファミコンの発売を許諾したと言われているが、AV出力という利点があるとは言え、ファミリーコンピュータとファミリーコンピュータ ディスクシステムの双方を買うよりも高いツインファミコンがどれだけ売れたかは謎である。
本体の拡張端子はファミリーコンピュータの拡張端子に当たるA端子、ファミリーコンピュータ ディスクシステムのRAMアダプタにある端子に当たるB端子の他、C端子とD端子を備えているが使用されていない。
初期型と後期型以外にもいくつかのバージョンが存在しており、最初期以外の物ではディスクカードの起動時に「FAMICOM」と表示されたり、後期の物ではファミコンファミリーマークが刻印されている物がある。
後期型はコントローラに連射機能が付加されている他、ノイズフィルター機能を備えている。また、ツインファミコンでは起動しないソフトも僅かに存在している。
ファミリーコンピュータのマイナーな周辺機器の中ではそれなりに知名度があるためか、発売から20年以上後の2008年に放映された銀魂の中で本機の名前がたびたび登場している。