シムシティ2000

『シムシティ2000（SimCity 2000）』とは、スーパーファミコンでイマジニアから発売されたシミュレーションゲームである。1998年にはNINTENDO64で発売された。

概要

パソコンで発売されている「SimCity2000」を移植したソフト。

前作にあたるシムシティーからの変更点として、クォータービュー視点となったことに加え、設置可能な施設が大幅に増加しており、また地下鉄や下水道を地下に敷設することが出来る。

アルコロジーと呼ばれる建造物を建てることが出来、僅かな土地に数万人の住人を収容することが出来る。

スーパーファミコン版

スーパーファミコン版はHAL研が移植を担当した。

オリジナル版に比べて様々な追加要素がある他、ハード性能の制約上マップデータを格納できなかったために全ての地形を数式で格納しており、ロード時に全てを処理していたためにロード時間が非常に長い。

また、オリジナルと比較するとマップが狭く、処理能力不足のためにゲーム進行も非常に遅い。

シナリオ

• メガロポリス

火災を鎮火し、8年以内に人口を5万人にする。

• 市長の試練

10年以内に市長の支持率を50%以上にする。

• 地球温暖化

5年以内に地球温暖化による洪水の被害から復興し、人口を4万人にする

• 娯楽シティー

15年以内に隠居者を1万人にする。

• 宇宙へゴー

制限時間はなく、人々を宇宙に移住させるまでプレイする。

スーパーファミコン版変更要素

• 天候の要素があり、インフラに影響を与える。
• 街の人口100万人で新市庁舎がプレゼントされる。
• 街の人口200万人でテレビ局がプレゼントされる。
• 街の人口300万人でロケット発射台がプレゼントされる。
• アルコロジー建設可能人口が10万人に改訂されている。

NINTENDO64版

ハイレゾモード対応になっているほか、章仕立てとなっていて章を順にクリアすることで、話が進んでいく。3章からは舞台が宇宙コロニーとなり、建物の外観も未来風へと変化する。

その他にもミニゲームが搭載されており、恋愛シミュレーション風のミニゲームや、襲い来る隕石群からコロニーを守ったりするゲームなどをプレイできる。

周辺機器

• コントローラパック

関連サイト

• イマジニア株式会社
• 株式会社ハル研究所