Hard Tips | |
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型式 | SVHC-029 |
発売元 | 任天堂 |
対応ハード | スーパーファミコン |
メディア | 専用カセット |
ストレージ | 8Mメモリーパック |
発売日 | 1995年4月23日 |
価格 | 18000円 |
電源 | 専用ACアダプタ |
その他 | 衛星放送受信環境必須 |
『サテラビュー(Satellaview)』とは、任天堂から発売されたスーパーファミコン専用外付け装置である。
目次 |
スーパーファミコンの下部の28ピン拡張端子に接続することで稼働する装置で、WOWWOWのスクランブル放送であるセント・ギガチャンネルでノンスクランブルで配信されるゲームソフトや番組を受信することが出来る。
サテラビューの機能としては配信されたゲームの実行の他、セント・ギガで行われるラジオ放送とスーパーファミコンが出力する映像と音声をミキシングし、テレビ画面に同時に出力するという部分を担当している。
1995年に開始されたサービスであるが、拡販に失敗したため1996年にはデータ放送の規模を縮小している。また、1998年にはセント・ギガと任天堂の事業拡大計画の対話が決裂したため、放送が終了されている。
本体には拡張コネクタが存在しており、外部拡張機器やゲームボーイと連動したサテラGB構想も考えられていたが、実現されていない。
ゲームの内容とラジオ放送がリンクするゲームの形式で8Mのメモリーパックが必須となる。制限時間以内にスコアなどを競ったり、ラジオの音声に合わせてゲームが強制的に進行するゲームなどが存在している。
ゲーム終了後にはメモリーパックのデータは基本的に消去され、プレイすることは出来ない。
サテラビュー専用に作られたゲームや市販ゲームの改変版でスコアの成績を競うソフト。メモリーパックに受信することによって放送終了後にも遊ぶことが出来た。
市販されていないゲームで、試験的な作品や販促作品が多い。メモリーパックに受信することによって放送終了後にも遊ぶことが出来るが、起動回数制限のあるソフトも存在している。
スーパーファミコンのカセットで発売されたソフトをそのまま配信した番組。メモリーパックに受信して遊ぶことが出来たが、実行回数制限が存在する他、バックアップ機能を持っていないためセーブすることが出来ない。
新作ゲームソフトの体験版で、実行回数制限があったり時間制限が存在したり、途中でゲームが終了する。
メモリーパックの差し込み口が付いたスーパーファミコン用ソフトにメモリーパックを差し込んで追加データを配信することが出来る。データ放送と連動したソフトも存在している。
文字と絵によって情報を放送する番組で、ゲーム番組が縮小された1996年の後半から多く放送されている。
ラジオ放送によるパーソナリティのトークなどを配信した番組で、1995年には豪華メンバーを揃えて大々的に番組が放送されたが、1995年度末をもって殆どの番組が終了。1996年度を持って全ての番組の放送が終了している。