ゲームボーイ

テンプレート:ハードウェア

ゲームボーイGAMEBOY)』とは1989年4月21日に任天堂から発売された第2世代携帯型ゲーム機である。

型式名称のDMGはコードネームであるドットマトリクスゲーム(Dot Matrix Game)を意味し、GAME&WATCHとは違ってSTNドットマトリクス液晶を採用したことが特徴である。

また、ファミリーコンピュータ全盛であった当時はゲームボーイに対する期待は薄く、社内ではDMGは「ダメゲーム(DaMeGame)」の略と言われていたとも伝えられている。

ファミリーコンピュータ同様にソフトウェアを交換することが可能となっていることがもう一つの特徴となっているが、開発コンセプトはハンディ型のファミコンではなく、ソフト交換が可能なGAME&WATCHである。その為、「ポケットファミコン」と言った名称も初期段階にて却下されている。

また、開発の葬責任者であった横井 軍平によって、何となく使えそうだと言う理由で通信ケーブルポートが取り付けられたが、これが初期段階ではテトリス、1996年にはポケットモンスター 赤/緑/青/ピカチュウのヒットに繋がることとなった。

1994年11月21日に本体売り上げのてこ入れ策として、「ゲームボーイブロス(GAMEBOY Bros.)」と言う名称で任天堂のゲーム機では初となるカラーバリエーションを展開。

目次

本体セット内容

  • ゲームボーイ本体(DMG-01) 1台
  • 単三マンガン乾電池 4本
  • ゲームボーイ専用ステレオヘッドホン(DMG-02) 1個
1993年6月5日以降オミット。

仕様

  • CPU
Z80 8bit CISC CPU(Z80 CUSTOM 4Mhz)
  • メモリ
RAM 8KB + VRAM 8KB
  • 表示性能
160×144px
4階調表示
  • 使用電源
単三アルカリ乾電池×4本
専用充電式アダプタ
専用バッテリーケース
  • 最大使用可能時間
35時間(アルカリ乾電池×4本使用時)
  • 本体最大寸法
W90mm×D32mm×H148mm
  • 本体重量
220g
  • 外部入力端子
通信ケーブルポート
  • 媒体
ROMカートリッジ 256K〜48M
  • 入力デバイス
ボタン数5

周辺機器

  • ステレオヘッドホン(DMG-02)
  • 充電式アダプタ(DMG-03)
  • ゲームボーイ専用通信ケーブル(DMG-04)
  • バッテリーケース(DMG-05)
  • ソフトケース(DMG-06)
  • 4人用アダプタ(DMG-07)
  • クリーニングキット(DMG-08)
  • ゲームボーイ専用カートリッジ(DMG-09)
  • 振動カートリッジ(DMG-13)
  • 動きセンサーカートリッジ(DMG-20)

カラーバリエーション

通常カラー

  • グレー
  • 透明

対応ソフト

関連項目

関連サイト

任天堂株式会社

シャープ株式会社