(新しいページ: '{{DEFAULTSORT:けーむぼーいみくろ}} {{HARDDATA|発売元=任天堂|発売日=2005年9月13日|メディア=GBA専用カートリッジ<br />アドバンスカード(...') |
|||
(1人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
2行: | 2行: | ||
{{HARDDATA|発売元=任天堂|発売日=2005年9月13日|メディア=GBA専用カートリッジ<br />アドバンスカード(要アダプタ)|型式=OXY-001|価格=12000円}} | {{HARDDATA|発売元=任天堂|発売日=2005年9月13日|メディア=GBA専用カートリッジ<br />アドバンスカード(要アダプタ)|型式=OXY-001|価格=12000円}} | ||
− | 『'''{{PAGENAME}}(GAMEBOY micro)'''』とは、[[ゲームボーイアドバンス]] | + | 『'''{{PAGENAME}}(GAMEBOY micro)'''』とは、[[ゲームボーイアドバンス]]を小型軽量化したゲームボーイアドバンスの第三バージョンであり、2010年現在発売されている最後のゲームボーイシリーズである。 |
==概要== | ==概要== | ||
9行: | 9行: | ||
ゲームボーイシリーズでは[[ゲームボーイライト]]以来となるバックライトを採用しており、また大きさも従来のゲームボーイシリーズより遙かに小さくなっている他、任天堂のゲーム機として初めて本体にアルミボディを採用して高級感を打ち出している。 | ゲームボーイシリーズでは[[ゲームボーイライト]]以来となるバックライトを採用しており、また大きさも従来のゲームボーイシリーズより遙かに小さくなっている他、任天堂のゲーム機として初めて本体にアルミボディを採用して高級感を打ち出している。 | ||
− | しかしながら、[[ゲームボーイ]]や[[ゲームボーイカラー]]のソフトが使用不可能という明らかに今までより劣化した機能で、[[NINTENDO DS]]と殆ど変わらない12000円という高価格帯だったこともあり([[#ex1|1]])、前評判の割には全く売れず投げ売りされる事態となりゲームボーイの晩節を汚す結果となってしまった。 | + | しかしながら、[[ゲームボーイ]]や[[ゲームボーイカラー]]のソフトが使用不可能という明らかに今までより劣化した機能で、[[ゲームボーイアドバンスSP]]より高く[[NINTENDO DS]]と殆ど変わらない12000円という高価格帯だったこともあり([[#ex1|1]])、前評判の割には全く売れず投げ売りされる事態となりゲームボーイの晩節を汚す結果となってしまった。 |
実際にはゲームボーイアドバンスでの通信はゲームボーイカラー用のCPUで行っているためにCPU自体は搭載しており、互換性のカットはコストダウンに繋がらなかった。 | 実際にはゲームボーイアドバンスでの通信はゲームボーイカラー用のCPUで行っているためにCPU自体は搭載しており、互換性のカットはコストダウンに繋がらなかった。 | ||
67行: | 67行: | ||
==フェイスプレート== | ==フェイスプレート== | ||
*ファミリーコンピュータIIコントローラバージョン | *ファミリーコンピュータIIコントローラバージョン | ||
− | : | + | :[[クラブニンテンドー]]限定配布 |
*スーパーロボット大戦バージョン | *スーパーロボット大戦バージョン | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦J]]応募者プレゼント |
==周辺機器== | ==周辺機器== | ||
79行: | 79行: | ||
*[[:Category:GBAソフト(任天堂発売)|任天堂発売ゲームボーイアドバンス用ソフト]] | *[[:Category:GBAソフト(任天堂発売)|任天堂発売ゲームボーイアドバンス用ソフト]] | ||
参照:[[Tips:携帯機ソフト対応表]] | 参照:[[Tips:携帯機ソフト対応表]] | ||
+ | |||
+ | ==互換機== | ||
+ | *[[ゲームボーイアドバンス]](ゲームボーイアドバンス専用ソフトのみ) | ||
+ | *[[ゲームボーイアドバンスSP]](ゲームボーイアドバンス専用ソフトのみ) | ||
+ | *[[ニンテンドー ゲームキューブ ゲームボーイプレーヤー]](ゲームボーイアドバンス専用ソフトのみ) | ||
==注釈== | ==注釈== | ||
*<div id="ex1">(1)</div> | *<div id="ex1">(1)</div> | ||
:[[ゲームボーイポケット]]発売時に当時の[[山内 溥|山内社長]]が言った「小さくなったんやから安くするのが当たり前や」と言う言葉とは真逆のことを行ったわけである。 | :[[ゲームボーイポケット]]発売時に当時の[[山内 溥|山内社長]]が言った「小さくなったんやから安くするのが当たり前や」と言う言葉とは真逆のことを行ったわけである。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==関連サイト== | ==関連サイト== |
Hard Tips | |
---|---|
型式 | OXY-001 |
対応メディア | GBA専用カートリッジ アドバンスカード(要アダプタ) |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2005年9月13日 |
価格 | 12000円 |
『ゲームボーイミクロ(GAMEBOY micro)』とは、ゲームボーイアドバンスを小型軽量化したゲームボーイアドバンスの第三バージョンであり、2010年現在発売されている最後のゲームボーイシリーズである。
目次 |
型式名称に使用されているOXYとは酸素を意味するオキシジェン(oxygen)の頭の文字で、酸素のように存在しているゲーム機というコンセプトで開発された。
ゲームボーイシリーズではゲームボーイライト以来となるバックライトを採用しており、また大きさも従来のゲームボーイシリーズより遙かに小さくなっている他、任天堂のゲーム機として初めて本体にアルミボディを採用して高級感を打ち出している。
しかしながら、ゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトが使用不可能という明らかに今までより劣化した機能で、ゲームボーイアドバンスSPより高くNINTENDO DSと殆ど変わらない12000円という高価格帯だったこともあり(1)、前評判の割には全く売れず投げ売りされる事態となりゲームボーイの晩節を汚す結果となってしまった。
実際にはゲームボーイアドバンスでの通信はゲームボーイカラー用のCPUで行っているためにCPU自体は搭載しており、互換性のカットはコストダウンに繋がらなかった。
また、本機の特徴として本体全面のフェイスプレートを変更することが出来るという特徴があったが、前述のように投げ売り状態となったため実現しなかった。
僅かに配布された非売品のフェイスプレートでは本体が余っていたのか「中身がない実機」にフェイスプレートがはめ込まれて配布されるという異常事態となった。