カラーテレビゲーム ブロック崩し

Hard Tips
型式CTG-BK6
発売元任天堂
発売日1979年
価格13500円
15000円(ACアダプタセット)
8300円(値下後)
売上台数40万台

カラーテレビゲーム ブロック崩し(COLOR TV GAME - )』とは、任天堂が発売した第一世代型据置機である。

目次

概要

型式番号のCTG-BK6はColorTvGame-BloackKuzusiを略したものに6種類という意味で6を付けている。

カラーテレビゲームシリーズとしては最後のハードウェアとなる機体で、カラーテレビゲーム レーシング112の共同開発で得たノウハウを元に任天堂が開発を手がけた最初のハードウェアとなる。

カラーテレビゲームシリーズの他のハードのACアダプタを流用できるため、ACアダプタがセットされていないものが通常のパッケージとなる。これは後年発売されたスーパーファミコンNINTENDO64の際にも似たようなことが行われていることから、コスト削減にかける任天堂の執念であろう。

名前の通りブロック崩しをプレイできるハードで、6種類のルールの異なるブロック崩しを遊ぶことが出来る。ゲームの切替は他のカラーテレビゲームシリーズ同様にスイッチで切替を行うほか、残機数もスイッチで3、5、7から選択することが出来る。

ゲームの特徴となる仕様としてはボールの反射時にサーブボタンを押すことでボールのスピードが落ち、反射方向が変化する。

本体のデザインを行ったのは当時デザイン部に所属していた宮本 茂

内蔵ゲーム

  • ゲーム1:ブロックアウト
消したブロックの得点を競う通常のブロック崩し。ブロックのある段によってスコアが変化する。
上段2列:8点
中段2列:4点
下段2列:2点
最高得点:784点
  • ゲーム2:ブロックイージー
ゲーム1と同じルールだが、ブロックがゲーム1よりも少なくなっており、ボールの動きに変化が出る。
最高得点:672点
  • ゲーム3:ブロックセイブ
ルールはゲーム1と同じだが、ボールを跳ね返すラケットの下にブロックが1列存在しており、ミスから救ってくれる。
最高得点:784点
  • ゲーム4:ブロックスルー
ボールがブロックで跳ね返らずに貫通して消していくのが特徴のゲームで、ブロックを全て消すまでの時間を競う。
  • ゲーム5:ブロックライター
画面上部に存在する4つの点滅ブロックを全て消した際に残っているブロックの合計スコアを競うゲーム。
  • ゲーム6:ブロックキラー
画面中央部に存在する4つの点滅ブロックを全て消した際に残っているブロックの合計スコアを競うゲーム。

本体セット内容

  • カラーテレビゲーム ブロック崩し本体(CTG-BK6) × 1台
  • アンテナスイッチボックス × 1個
  • ACアダプタ(C7GA-901R) × 1個(15000円のセットのみ)

仕様

  • 性能
LSI × 1個
IC × 1個
  • 電源
ACアダプタ(C7GA-901R)DC 3V
  • 消費電力
DC 0.9W
  • 本体寸法
縦90.0mm×横325.0mm×奥行き165.0mm
  • 本体重量
約600g
  • 入力
サーブボタン × 1
電源スイッチ × 1
リセットボタン × 1
ゲームセレクトスイッチ × 1
ボール数スイッチ × 1
パドル × 1

関連サイト

第一世代型据置機Link
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